七五三やお宮参りなどの記念に、こどものかわいい写真を撮影し得くれる『こども写真館』
私は以前「スタジオア○ス」や「スタジオマ○オ」のような『こども写真館』のスタッフとして働いていました
お子さんの写真や家族の写真を撮るときに、お父さんやお母さんがしない方がいいなと思うNG行動があります
これを気を付けると、お子さんがリラックスしてよりかわいい写真が撮れたり、撮影がスムーズに進むので、お子さんや親御さんの希望の衣装がたくさん着られたりします
個人的によく思っていたことなので、参考程度に読んでいただくと嬉しいです
親がしてはいけない行動
こども写真館で働いていて「これはしない方がいいな」と感じた行動
- いろいろなところから呼ぶ
- 「笑って」と声をかける
- 「ちゃんとしなさい」と声をかける
- 無理やり起こす
- 家族写真でカメラを見ない
順に詳しく説明していきます
いろいろなところから呼ぶ

カメラマンはこどもの視線が来てほしい場所からお子さんを呼びます
お子さんがいい表情をしたその瞬間に、カメラマンがお子さんを呼ぶことで、カメラ目線のいいお顔の写真が撮影できます
せっかくいい表情でも、お母さんやお父さんの声がするとそちらをむいてしまってカメラ目線の写真が撮影できません
今日あったばかりのカメラマンが大きな声で呼んでもお父さんとお母さんの声にはかないません
「笑って」と声をかける

「笑って」と声をかけると子どもが意識して緊張してしまうことがあります
また、笑顔だけでなくおすまし顔などいろいろな表情も撮影していくので、カメラマンやスタッフが笑わせたり落ち着かせたりしていきます
お父さんお母さんは、お子さんの表情のことは気にせずに見守ってくれたら大丈夫です
また、七五三で多いのが乳歯が抜けたから「口を閉じて笑って」ということはやめた方がいいと思います!!
特に年齢的に5歳や7歳の子に多いかと思うんですが、「口を閉じて」というと、意識してしまって表情が硬くなったり、変な笑い方になってしまったりします
カメラマンにお願いしたら口を閉じている写真も狙ってくれますので、こどもに言わずカメラマンにお願いしましょう
「ちゃんとしなさい」と声をかける

慣れない場所なのでそわそわしてしまったり、スタッフが笑わすのでテンションが上がってしまうお子さんがほとんどです
撮影の時に足が動いちゃったり、手が上がっちゃったり、慣れない着物で草履を脱いでしまったり・・・よくあることです
お父さんお母さんが「しっかり立って」「ちゃんとしなさい」と声をかけてくれることがあるんですが、カメラマンやスタッフが直してくれるので大丈夫です
こどもの気を引いているうちにササっと直して、さもずっとそうやって立っていたかのような写真を撮ってくれます
「ちゃんとして」「しっかり立って」と言いたい気持ちはものすごくわかりますが、こどもが楽しんでいれば撮影はスムーズに進むことがほとんどです!
無理やり起こす

小さい子だと予約の時間に寝てしまっていることはよくあります
その時に「予約の時間だから」と無理に起こさなくて大丈夫です!
撮影の準備をしながら徐々に起こしていったり、兄弟の撮影など違う撮影から始めてくれたりします
混雑している時期だったり、家族が集合(両家の祖父母など)している時は難しいかもしれませんが、余裕があれば予約の時間を変更してくれることもあるので、スタッフの方に相談してみてもいいかもしれません
無理やり起こしても機嫌が悪かったら撮影できないですし、少し寝てスッキリした方が撮影が順調にいく場合もあります
「時間だから」とすぐに起こさず、スタッフの方に聞いてみるのが一番です
家族写真でカメラを見ない

家族写真を撮影するときに結構よくあるのが、
- 一緒に撮影している大人が、子どもが笑っているか確認しちゃう
- こどもを笑わせてるときに気を抜いている
人数が多ければ多いほど、全員の前を向いて目を開けているということが難しくなってきます
さらにお子さんが笑ったりいい顔をしている一瞬を撮影するので、大人の方は、いつ撮られてもいいように顔を作ってカメラ目線でいることが大切です!
お子さんはいい笑顔なのに大人の方が違うところを見ていたりすると、撮影が長引いて、そのあとの撮影のお子さんの機嫌に影響してきます!!!
自分の表情は自分でお願いします
最後に
私がスタッフとして働いている時に気付いた行動をまとめてみました!
写真館のスタッフはプロなので、お任せしていたらほとんどのことは大丈夫です
とても人見知りだったり、場になれない子はお父さんお母さんの力が必要なこともありますが、その時はスタッフが指示を出してくれると思います
お父さんお母さんや大人の方は、とにかくにこにこしながらお子さんを見守って下されば、お子さんはリラックスして楽しめると思います
写真もですが、撮影した時間も楽しんで素敵な思い出にしてもらいたいです
最後までお読みいただきありがとうございました